
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのサルマン国王とアメリカのジョー・バイデン大統領は2月25日の電話会談で、地域と世界の安定について話し合った。
2人の指導者たちは、両国のパートナーシップ強化の重要性と、両国の歴史的なつながりの深さを強調した、と国営サウジ通信社(SPA)が報じた。
この電話会談の中で、サルマン国王は先月就任したバイデン大統領を祝福した。
電話会談で2人は、この地域で最も重要な問題を扱い、共通の関心事の進展状況を振り返った、と同通信社が述べた。
双方はこの地域でのイランの行動、この地域を不安定化させているイランの活動、イランによるテロ集団の支援について話し合った。
「サルマン国王は、王国をいかなる脅威からも守るというアメリカ政府による関与の約束と、イランの核兵器保有は認められないと請け合う約束を自らしたことで、アメリカ大統領に感謝した」と、SPAは述べた。
バイデン大統領は、イエメンでの停戦協定・停戦に導くための国連の取り組みに対して、王国が支援したことを称賛した。
王国はイエメンで包括的な政治解決策に達し、イエメン国民の安全と発展と実現したい、とサルマン国王が述べた。
大統領官邸は、アメリカ大統領がサルマン国王に、可能な限り強力で透明性のある両国関係を築くために、懸命に取り組むつもりだと語った、という声明を発表した。