
アラブニュース
ジェッダ:JEDDAH: 世界とアラブ各国の指導者は、サウジアラビアのリヤドとハミース・ムシャイトを標的にした、フーシ派武装組織による小型無人機とミサイルを使った土曜日の攻撃を非難した。
土曜日、アラブ連合軍は、王国南西部の都市ハミース・ムシャイトの民間人居住地域を標的とした、フーシの小型無人機4機を迎撃して破壊した。さらに1機はジーザーン、別の1機は南部地域を標的としていた。
サウジ国防軍はまた、首都リヤドを標的とした弾道ミサイルを迎撃した。死傷者は報告されていない。フーシが放った弾道ミサイルを迎撃後、その金属片がリヤドにある住宅の屋根を突き破った。
英国のドミニク・ラーブ外務大臣は、同国がサウジアラビアとマリブに向けてフーシが発射したミサイルと小型無人機による攻撃を非難したと述べた。ラーブ大臣は、これらの攻撃によって罪なき人々の命が危険にさらされ、犯行グループがイエメンの人々の和平プロセスや保護について本気に考えていないことが明らかになったと述べた。
湾岸協力会議の事務総長を務めるナイエフ・アル=ハジラフ博士は、テロリストであるフーシ派武装組織を非難し、このような攻撃の継続は国際社会に対するあからさまな挑戦を反映したもので、国際法と規範を無視していると述べた。国際社会は、サウジアラビアの重要な民間施設や安全・安定を標的とした、繰り返されるテロ行為を阻止するために、迅速かつ断固たる姿勢を示すこととなった。
クウェート外務省は、「フーシ派武装組織は、これらテロ行為の継続に関して主張しており、サウジアラビア王国の安全を害し、地域の安定を損なうことを目的とした危険行為が、この武装組織によって今後もエスカレートして行われることになる」と述べた。
クウェートは、フーシの「危険なエスカレート」を抑制し、国際平和と安全を維持するという義務を遂行するために、国際社会と国連安全保障理事会に対する呼びかけを新たにした。
カタールは、リヤドを標的としたフーシのミサイル攻撃を強く非難し、「すべての国際的な規範と法律に違反する民間人に対する危険な行為」であると述べた。
サウジアラビア駐留のルドビッチ・プイユ仏大使は攻撃を非難し、サウジアラビア軍の介入に感謝した。
「昨夜リヤドが標的とされ、フーシが犯行を認めた弾道ミサイル攻撃と、ハミース・ムシャイトに対する小型無人機攻撃を断固として非難する。サウジ国防軍の効率的な防御に心から感謝する」と同大使はツイートした。
エジプトもまた、サウジアラビア領土に向けられたフーシ派武装組織の継続的なテロ行為に対する激しい非難を表明した。
エジプト外務省は王国との連帯と確認し、国際法に違反し、地域の平和と安全の脅威となっているテロ行為の前に、安全と安定を守り、市民や住民を守るために取られるすべての措置に対して支持することを確約した。