
アラブニュース
リヤド:ジッダ港のサウジアラビア税関は、王国に輸入されたブドウの積荷に大量のアンフェタミン錠剤を隠して密輸しようとする試みを阻止した。
当局の治安担当次官であるモハメド・アル・ナエーム氏は、積荷は税関が受け取ったと述べた。同氏は、その積荷がどのように通関手続きを受けてX線装置で検査され、ブドウの箱の中に巧妙に隠された1,520万錠以上のカプタゴンの錠剤が発見されたかを詳しく説明した。
アル・ナエーム氏は、密輸品は麻薬取締総局との協力で押収されたと述べた。そして、積荷の受取人たちはサウジアラビア国内で捕らえられたため、逮捕された。
同氏は、密輸方法は手が込んでいたにもかかわらず、税関職員が念入りに検査手続きやその他のセキュリティ対策を実施し、さらにそのような押収品を発見するのに役立つ最新のツールを使用することにより、密輸を暴き、阻止することができたと付け加えた。
「サウジアラビアの税関は、陸、海、空のすべての出入り口を通じ、社会と国家経済を守る法規制の施行を強化するという、サウジの戦略の最も重要な柱の1つを達成するために、引き続き熱心に取り組んでいきます」とアル・ナエーム氏は付け加えた。