Rawan Radwan

• 保健省の報告によると、新たなコロナウイルス感染者は367人で、277人が回復し、7人が死亡した

ジッダ：サウジアラビアは300万人以上に新型コロナウイルスのワクチン接種を行った。これは接種の登録を行った人の約70%にあたる。

サウジアラビア国内でコロナウイルスワクチンに対する疑問や疑念を抱いた一部の人が接種を受けないという選択をする中、保健省はワクチンの安全性と有効性を強調し続けてきた。

日曜日に行われた記者会見では、保健省の報道官モハメド・アル・アブド・アル・アリ博士が、ワクチン接種までの妊娠計画の延期、献血、ワクチン関連死、旅行やウムラの際にワクチン接種が必要かどうかといった一連のよくある質問に答えた。

アル・アリ氏は、ワクチンが妊娠計画に影響を与える証拠はなく、計画はスムーズに進むはずだと話した。アル・アリ氏はまた、授乳中の母親も安全にワクチン接種を受けることができ、妊婦や若年層にワクチン接種を行う可能性については引き続き研究が行われていると付け加えた。

また、献血者も問題なく献血を行うことができるとアル・アリ氏は記者会見で述べた。

血栓の問題で外国政府が予防接種計画を中止または変更したことが大きな話題となったことを受けて、血栓への懸念はいまだに根強く残っているが、アル・アリ氏は、血栓とワクチンの因果関係は証明されていないと繰り返し述べた。アル・アリ氏は、ワクチンと血栓症との相関関係を示す正確で強力な証拠はなく、ワクチンの利点は副作用を上回ると述べた。

ウムラと旅行について、アル・アリ氏は、「ワクチンは皆の安全のためで、特に大勢の人が集まる場合には重要だ。当局はワクチンを接種していない旅行者や巡礼者に何の制限も課していない」と述べた。

ワクチン接種を受けた人は、Sehhatyアプリの接種後調査で、1回目または2回目の接種を受けた後に出たどんな症状も登録することができる。

アル・アリ氏は、予想されていた微熱、頭痛、吐き気、寒気、筋肉痛以外の重篤な副作用は報告されていないと発表した。アル・アリ氏はまた、ワクチンに関連した死亡例はないとし、ワクチン接種後に合併症で死亡した男性がいるという主張を否定した。

アル・アリ氏はさらに、地域社会が高い意識を持ち、予防措置や手順を遵守していれば、現在増減を繰り返している1日あたりの確定症例数は下がる可能性があると述べた。
サウジアラビアでは6週間以上にわたって1日の感染者数が300人台で推移する一方、集中治療室に収容されている患者の数は増加し続けている。

保健省は日曜日、新たに367人の感染者を報告し、確認された感染者数の合計は385,020人となった。感染者数が最も多かったのはリヤド地域で165人、次いで東部州が74人、メッカが46人となっている。バーハとナジランではそれぞれ2人の感染者が報告された。

日曜日の時点で治療中の患者は3,999人に増え、そのうち584人が重篤な状態にある。日曜日には過去24時間で新たに277人の人が回復し、回復した人の数は374,412人に増加した。新たに7人のコロナウイルス関連死が報告され、死亡者数の合計は6,609人となった。

当局は、コロナウイルスのまん延を阻止するために課された予防措置が遵守されているかどうかを確認するため、監視活動を継続している。

内務省の報告書によると、1週間で29,191件の規制違反が見つかった。

最も違反件数が多かったのはリヤドの10,949件で、メッカの7,064件、東部州の3,869件が続いた。

同省はルールを守るよう呼びかけている。

サウジアラビアのイスラム問題・布教・指導省は日曜日、参拝者にコロナウイルスの感染者が多数確認されたため、5つの地域で6つのモスクを一時的に閉鎖した。

感染により、過去42日間で332のモスクが一時閉鎖を余儀なくされ、そのうち319のモスクが消毒対策完了後に再開された。