
サウジアラビア、「女性の権利の保護、社会開発における女性の役割の強化を推進」
ニューヨーク:サウジアラビアは、女性の権利に関する取り組みを擁護し、地元や地域的、世界的な女性の役割を推進することが、サウジアラビアの指導者にとって最優先事項であると話した。
サウジアラビアの代表団のメンバーであるMona Saleh Al-Ghamdi氏は、ニューヨークの国連本部で開催された第65回女性の地位委員会(CSW)の閉会声明で、王国は、社会的、経済的、政治的に、官民双方における意思決定プロセスに女性が参加できるようにすることで、社会開発における女性の役割の強化を求めてきた、と話した。
Al-Ghamdi氏は冒頭陳述の中で、今年の最終文書において、5週間にわたる交渉を通じてコンセンサスを得たことに対し、第65回会期の役員と代表団に感謝した。ここでは、女性の全面的な事実上の参加、公人としての生活における女性の意思決定、女性に対する暴力の排除、そして女性と女児のジェンダー平等とエンパワーメントの達成に焦点が当てられた。
Al-Ghamdi氏は、サウジアラビア代表団は一貫して建設的に交渉に参加したと話した。また、可能な限り、イスラム法や規制、国家原則と矛盾しない形でコンセンサスを達成することも切望した。
彼女は、サルマン王とムハンマド・ビン・サルマーン王太子の指導の下、王国が達成し続けてきた歴史的改革の進展を強化する文書の作成に関し、代表団が関心を寄せている事を確認した。
「指導部は、国家開発のすべての分野において、女性は活動的なメンバーであると見なしている」と彼女は言う。「彼女らは家庭や社会にとって欠かせない中核であり、またサウジビジョン2030を達成するための重要なメンバー、女性の地位の改革を促進し、国の役割を容易に遂行するための女性のエンパワーメントを強く推進している。」
SPA