
アラブニュース
ロンドン:自国の領土を守り、イエメンを拠点とするイランの支援を受けた武装組織・フーシ派の脅威に立ち向かうサウジアラビアへの支持を、米国が再び明言した。
米国防総省のジョン・カービー報道官は、フーシ派に対し、サウジアラビアへの越境攻撃を止め、イエメンの危機の政治的解決に向けて努力するよう求めた。
フーシ派は最近の数週間、人口密集地域と重要な石油施設を標的としてサウジアラビアへの攻撃を強化し、世界のエネルギー安全保障を脅かしている。
カービー報道官は1日夜の記者会見で、米政府はイランが近隣諸国および米国の中東地域における国家安全保障上の利益に脅威を与え続けていることも認識している、とも述べている。
イランの弾道ミサイル計画は今も存在しており、イラン政権が中東地域のテロリストグループを継続的に支援していることも懸案となっている、とカービー報道官は指摘した。イランによるそうしたテログループの支援は様々な面で加速しており、米国のおよびその中東地域における同盟国の利益を脅かしているとも強調している。