
アラブニュース
歴史深いアルカサールの村は紅海のファラサン島で最も重要かつ古い集落の一つである。ファラサン行政区域からわずか5kmの場所に位置し、何世紀も続くこの砂岩の村は、年間通して続く穏やかな気候と、豊かなヤシの木や多年生植物、淡水の井戸で有名だ。
有名なAbidaの井戸は村北部の入口、小さい食料品店や地元の新鮮な魚市場が集まる場所の近くに存在する。当初アルカサール村は夏のリゾート地として作られ、住民達が規則正しい様式で家々を建てた。400軒もの住宅が5つの道路上に建てられており、幅3メートルもない細道で区切られている。
村を土地と住民達の歴史を辿る文化的ランドマークに変化させた修繕作業の際、村の街並み設計は考慮すべき重要な点であった。