



ジェッダにて: サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子とパキスタンのイムラン・カーン首相は、サウジ-パキスタン共同最高評議会を設立する協定に署名した。
訪問に先立ち、パキスタン内閣は火曜日、サウジアラビアとの二国間協力を合理化するための評議会の設立を承認した。これは、2019年2月の皇太子パキスタン訪問中に署名された投資取引への「ハードルを取り除く」ためである。
A MoU was signed in the field of combating illicit trafficking in narcotic drugs, psychotropic substances and chemical precursors, between Saudi Arabia and Pakistan. #SPAGOV pic.twitter.com/6yr0Z3W6Eq
— SPAENG (@Spa_Eng) May 8, 2021
サウジアラビアの通信社SPAは、両国首脳が麻薬、向精神薬、化学先駆物質の違法取引に関する覚書にも署名したと報じた。
「エネルギー、インフラ、輸送、水源、およびサウジ開発基金(SFD)とパキスタン・イスラム共和国との間の通信の分野において、適格なプロジェクトに資金を提供するための別の覚書も署名されました」とAl-Arabiya TVによって別途報道された。
A Framework MoU for financing eligible projects in the fields of energy, infrastructure, transportation, water and communications was signed between the Saudi Fund for Development (SFD) and the Islamic Republic of Pakistan.#SPAGOV pic.twitter.com/pfHuHqK6eP
— SPAENG (@Spa_Eng) May 8, 2021
両国の代表はまた、自由を奪う罰則を宣告された人々と犯罪防止に関する協力を強化する協定に署名した。
#فيديو_واس | سمو #ولي_العهد ورئيس وزراء باكستان يوقعان على اتفاق إنشاء مجلس التنسيق الأعلى السعودي الباكستاني .. ويشهدان التوقيع على اتفاقيتين ومذكرتي تفاهم. #رئيس_وزراء_باكستان_في_السعودية #واس pic.twitter.com/lDTI2uceMY
— واس الأخبار الملكية (@spagov) May 7, 2021
3日間訪問の招待を受けたカーン首相とファーストレディは金曜日の夜に王国に到着し、皇太子と外務大臣や内閣議員などの上官代表団にジェッダ空港で迎えられた。
パキスタン外務省の声明によると、皇太子とパキスタンの首相は、ジェッダで二国間やその地域、国際問題について幅広い会談を行ったという。
声明ではさらに「両首脳は、共通の信念、共通の価値観、相互信頼、相互支援の長年の伝統にしっかりと根ざした強力で歴史的な絆を再確認した」と述べられ、「さらにこの絆を強化し、深め、二国間で既存の政治、経済、貿易、防衛、安全保障の関係を多様化させる」ことに合意した、と加えられた。
「サウジアラビアからパキスタンへの投資の増加、エネルギー分野での協力、サウジアラビアでのパキスタン人の雇用機会の増加に特に重点が置かれた」と声明は述べた。
サウジアラビアには、年間数十億ドルを母国に送金する200万人以上のパキスタン人が在住している。
地域の問題について、カーン首相は「平和な地域」のビジョンを概説した。地域の平和を強化し促進することを目的とした努力とイニシアチブについて首相は皇太子を称賛した。
カーン首相は、インドの管理下にあるカシミールの状況を強調し、ジャンムー・カシミール紛争の平和的解決の重要性を主張した。また声明によると同氏は、パキスタンがアフガニスタンの平和と和解を支援するために一貫した努力をしたと述べた。
パキスタンの隣国で20年にも及ぶ戦争を経て、外国軍の撤退が行われつつあることを背景に、周辺諸国にとって非常に重要なのがアフガニスタン問題である。現在同国はタリバンによる広大な範囲の支配に向かっている。
会談では、環境と気候変動に関連する問題が議論され、首相は皇太子の「グリーンサウジアラビア」イニシアチブを高く評価したと伝えられている。
外務省によると、カーン首相はまた、できるだけ早くパキスタンを訪問するように、と皇太子を招待した。
金曜日、カーン首相の公式訪問に先立ってサウジアラビアを訪れたパキスタン陸軍長官カマル・ジャビド・バジュワは、皇太子と会談し、二国間関係を見直した。
バジュワ氏はまた、サウジアラビア軍の参謀長と防衛協力について話し合った。