
アラブニュース
ドバイ:5月17日日曜日に渡航制限が解除されることにより、キング・ファハド・コーズウェイを経由するサウジアラビアとバーレーン間の1日あたり数十万人の渡航者が再び国境検問所で越境可能となる。
住民はキング・ファハド・コーズウェイを経由して両国間を往来するが、コロナウイルス安全対策のため、2020年3月8日からこの渡航幹線は閉鎖されていた。
国営通信社SPAは、市民の渡航停止、および陸、海、空の港の停止が日曜日から解除されると報じた。
キング・ファハド・コーズウェイ・パスポートのディレクターであるドゥエヒ・アル・サーリ氏によると、出発エリアに追加で10レーンが設置され、合計27レーンとなり、到着エリアには36レーンが追加されたと報告された。
ただし、コロナウイルスのワクチン接種を受けた人、またはウイルスから回復した人だけが、王国を出発することができる。携帯電話にインストールした「Tawakkalna」アプリを使って証拠の提示を要求される。
18歳未満の渡航者にはコロナウイルス保険証が要求される。
バーレーンの通信社BNAの報告によるとバーレーンからサウジアラビアに向かう渡航者は、GCC諸国で承認された健康診断書を携帯する必要がある。これにより、ワクチン接種を受けているか、ウイルスから回復したかが確認される。
また、検体採取時から72時間以内のPCR証明書の提示も可能である、とBNAは付け加えた。
一方、ヨルダンは、サウジアラビアとのオマリ国境ポストを介した渡航者の入国について以前に発表された免除は、月曜日に有効となると伝えた。
国営通信社ペトラがマゼン・アルファラヤ内務大臣を引用し報じたところによると、ヨルダン人とサウジアラビアおよびその他アラブ湾岸諸国からの渡航者の入国を容易にするために最近一連の措置が講じられたことを受け、この決定が下された。
国境規制では、これまでは、コロナウイルスワクチンを2回接種し、72時間前までのPCR検査陰性証明書の提示が義務付けられていた。
渡航者は、プラットフォームに登録したり、国境でPCR検査を受けたりすることなく通過できるようになったと報告書は伝えた。