
アラブニュース
ジェッダ:サウジアラビアのCOVID-19委員会は、12歳から18歳までの人に対してワクチン接種を行うことを検討していると、保健省の報道官ムハンマド・アル・アブド・アル・アリ博士が日曜日に発表した。
このニュースは保健省の同報道官が行った記者会見で発表された。記者会見には商業省のアブドルラーマン・アル・フセイン報道官も参加した。
アル・アリ氏は、2回目の接種を受けるまでに時間を置くのは、1回目の接種を受けた人々の間で最高水準の免疫力を達成するためだと述べた。アル・アリ氏はまた、COVID-19の感染者数のグラフにまったく変化がないことを正式に認め、ワクチンに対する需要と予防措置が順守されていることがこれに貢献していると述べた。
一方、アル・フセイン氏は、48日後の8月1日からワクチンを接種していない人は商業施設やショッピングセンターへの入場ができなくなると述べた。
内務省は先だって、買い物客はCOVID-19のワクチン接種を完了しているか、1回接種しているか、コロナウイルスの感染から回復した後にワクチンを接種している必要があると発表している。年齢や健康上の理由でワクチンの接種が義務付けられていないグループは例外となっている。
アル・フセイン氏はまた、この間、予防措置に対する人々の意識は高く、規律も守られており、試着室の再開やタッチスクリーンの使用など、以前は制限されていた活動やサービスの再開に貢献していると述べた。
アル・フセイン氏は、商業施設の内外での混雑につながるため、現在も禁止されている4つの行為に改めて言及した。これには、有名人や宣伝人員を招待すること、お店や市場のオープニングセレモニーを行うこと、出席が必要な商業コンテストを行うこと、商品の販売やサービスを開始する際の催しを開催することが含まれている。
一方、保健省は、肥満の人が最もコロナウイルス感染症に感染しやすく、重篤な合併症を引き起こしやすいとし、予防措置を実施しながら、ウイルスから身を守るためにワクチン接種を行うべきだと強調している。
保健省は、ツイッターアカウントと啓発プラットフォーム「Live Healthy」を通じて解説画像を公開し、肥満のリスクと感染の結果生じる関連疾患について概説した。
サウジアラビアでは日曜日に新たに19件のCOVID-19関連死が報告され、死亡者数の合計は7572人となった。
新たな感染者は1017人増え、サウジアラビアで新型コロナウイルスに感染した人の合計は46万5797人となった。現在、1万132人の患者が治療中で、そのうち1575人が重篤な状態にある。
新規感染者の数はメッカで344人、リヤドで198人、東部州で155人、メディナで68人となった。
保健省によると、新たに1133人の患者がCOVID-19から回復し、サウジアラビアで回復した人の合計44万8093人となった。