• メッカ州プロジェクト・デジタルエキシビジョンの一環として、学生にサウジアラビア王国や他国でのデジタルトランスフォーメーション支援プロジェクトのアイデア創出という課題が課された

ディマ・アルクデア

ジェッダ：6月14日月曜日にメッカ州知事であるハーリド・アール・ファイサル王子は、「プログラミングと人工知能のためのメッカデイズ」競技会の6名の受賞者に賞を授与した。

日曜日に始まったこの2日間のイベントは、メッカ文化フォーラムの今期の主要事業の一つになっている。地域の11大学から30チーム、90名以上の男女学生が一堂に会した。

サウジ・データAI庁（SDAIA）アカデミーのCEOを務めるサード・ アル・カムニ氏は、受賞者の能力を認め、また才能ある若い人たちを勇気づけてその才能を伸ばす取り組みとして、同庁では受賞者を支援し、訓練を施し、仕事を提供すると述べている。

そして、この競技会は祖国に貢献できるプロジェクトの革新的なアイデアを生み出すという手法で、若い人たちに知識を向上させ学習成果を存分に発揮する動機づけを与えることを目指しており、SDAIAがそのような競技会の戦略パートナーであることを誇りに思う、と付け加えた。

デジタルの世界で模範を示す方法というテーマで、学生はサウジアラビア王国や他国のデジタルトランスフォーメーションを支援するアプリケーションやプログラムのアイデアを生み出すという課題を課せられた。対象領域は、いずれもメッカ巡礼を意味するハッジとウムラ、観光、エンターテインメントやその他のサービスだ。

競技会は、6月9日にジェッダ・スーパードームで始まった1週間にわたるメッカ州プロジェクト・デジタルエキシビジョンの一部だった。アイデア創出を助けることが目的だったが、学生チームはさまざまなテーマが掲げられた専門家のパネルディスカッションやセミナーに参加できた。

例えば、「Eコマース：アイデアから実装へ」分科会では、バーチャルなショッピング体験への移行の一環として、Eコマースの導入と強化、利用増加の方法が検討された。

別の分科会では、プログラミング言語のPythonの使用法が紹介された。Pythonは他の多くの言語よりも学習や使用が容易だと考えられており、人気が高まっている言語だ。