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サウジアラビアが、2022年に第23回アラブ文化大臣会合を主催

サウジアラビアは前回、2015年に会議の議長を務めた。 (Shutterstock)
サウジアラビアは前回、2015年に会議の議長を務めた。 (Shutterstock)
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17 Jun 2021 04:06:15 GMT9
17 Jun 2021 04:06:15 GMT9
  • 同会議は、アラブ世界で重要な文化的イベントとなっている

リヤド:サウジアラビアは、アラブ連盟教育・文化・科学機関(ALECSO)との合意に基づき、2022年に第23回アラブ文化大臣会合を主催する。

このイベントは、サウジアラビアの文化大臣兼教育・科学・文化国家委員会委員長であるバドル・ビン・アブドゥラ・ビン・ファルハン・アル・サウード皇太子が主催する。

22の加盟国からなるALECSOが隔年で開催するこの会議は、文化交流を深め、アラブ諸国間の溝を埋めるものとして、アラブ世界で重要な文化的イベントとなっている。

サウジアラビアは、前回、2015年に「アラビア語、文化的および人道的統合のためのプラットフォーム」というタイトルの下で開催された第19回会合で会議の議長を務めた。UAEが、2020年に第22回アラブ文化大臣会合を開催している。

今回の会議を主催することは、教育、文化、科学の分野におけるサウジアラビアの国および地域レベルでの実りある取り組みの延長線上にあるものである。

サウジアラビアの文化部門は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックの間に世界が直面している困難な状況にもかかわらず、一連の文化活動、イニシアチブ、イベントを準備し、展開する用意ができていることを証明している。

サウジアラビアとALECSOの関係は、同組織の設立以来51年に及んでいる。

サウジアラビアでは、これまでにもALECSO関連のさまざまな活動を主催しており、最近では、サウジアラビアの政府、民間、非営利団体など50の団体から70名のリーダーが集まる会合を開催している。会議の冒頭では、ALECSOのモハメド・ウルド・アマール事務局長が、同組織のビジョン、目標、イニシアチブ、プログラムなどについて説明を行った。

また、ALECSOは、アブドルアジーズ国王とその才能創造性有志基金(​Mawhiba)と提携し、才能あるアラブ人を発掘し、支援する初の試みとなる「才能あるアラブ人(Arab Gifted)」イニシアチブを開始する予定である。

ここ10年の間、Mawhiba が発掘した才能ある学生たちは、サウジアラビアを代表して、世界各地の科学コンテストやイベントに参加してきた。彼らは、学生を対象とした世界で最も権威のある科学コンテストである国際学生科学技術フェアでの85の国際賞を含め、500もの国際的な賞を受賞している。

今週初め、Mawhibaは、世界最大の科学プログラムの一つであるアカデミック・エンリッチメント・プログラムの一環として、サウジアラビアの6,000人の学生が21日間、23の異なる分野でエンジニア、医師、科学者となる機会を得ると発表した。

SPA

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