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「世界ラクダの日」、サウジアラビアのシンボルであるラクダが世界で注目を集める

「世界ラクダの日」のポスター。(サウジ・キャメルクラブ提供写真)
「世界ラクダの日」のポスター。(サウジ・キャメルクラブ提供写真)
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23 Jun 2022 08:06:39 GMT9
23 Jun 2022 08:06:39 GMT9
  • 6月22日の「世界ラクダの日」は、ラクダの歴史を人々に伝えることで、この砂漠の動物の未来を描くことを目的とした日だ。 

ヘブシ・アルシャマリ

リヤド:水曜日、「世界ラクダの日」を記念して世界中で行われた行事にサウジアラビアが参加し、同国に最も縁の深い動物であるラクダが注目を集めた。

ラクダは、古代文化の曙において不可欠の役割を果たしていた頃から何千年もの間、人類の伴侶となってきた。

6月22日の「世界ラクダの日」は、ラクダの歴史を人々に伝えることで、またラクダの生産物から十分に恩恵を得られるようにその生活環境を改善することで、この砂漠の動物の未来を描くことを目的とした日だ。

サウジ・キャメルクラブ会長のファハド・ビン・ヒスリーン氏は、「世界ラクダの日」は人間の生活におけるラクダの役割を再認識するきっかけとなる日だと述べた。

国際ラクダ協会(ICO)の設立者でもあるビン・ヒスリーン氏は、ICO設立以来、ラクダの重要性を人々に再認識させ「ラクダを大切にする文化」を促進するために努力してきたと述べた。

サウジ・キャメルクラブは、サウジアラビアのオーナーと世界中のオーナーを結びつけ、キングアブドルアジーズ・キャメルフェスティバルへのさらなる国際参加に門戸を開くことで、「世界ラクダの日」を活かしたいと考えている。

前回のフェスティバルの国際公開品評会では、フランス、米国、メキシコのラクダオーナーが競い、賞を取った人もいた。

ビン・ヒスリーン氏によると、サウジ・キャメルクラブは、「ラクダオーナーのことを考え彼らのために大きな市場を開くだけでなく、獣医設備を提供し希少品種を保存する、好調な経済部門」への道を開いたという。

リヤドを拠点とする非営利組織のICOは、2019年に設立され、世界中の約105ヶ国が加盟している。

アブドルラフマン・アル・スダイリー文化センターのメンバーであるモハメド・アル・ルワイリ氏は、ラクダはアラビア半島の人々、特に砂漠地域に住む人々の経済・文化生活において中心的な役割を果たしてきたと語る。

アル・ジョウフ文学文化クラブの理事でもあるアル・ルワイリ氏は、サウジアラビアで最初の組織されたラクダレースを1963年に開催するという、アル・ジョウフの首長であった故アブドルラフマン・アル・スダイリ王子によって始められた「先駆的な取り組み」を強調する。

キングサウード大学考古学教室に勤務するアブドラ・アルシャレク氏は、ラクダは何千年も前からアラビアの文化的・経済的・国家的シンボルだったと語る。

「ラクダはアラビアとその荒涼とした土地の住民にとって生存のための道具であった。食料源であり、輸送手段であり、戦争や狩猟遠征に使用される乗り物だった」と同氏は語る。

「ラクダはアル・ジョウフ地域で原寸大で彫られている。おそらく世界で最初期の原寸大のラクダの彫刻であると考えられるようになった」

サウジアラビアの山々にある何千もの岩絵彫刻や描画は、アラビア内外での貿易、巡礼、旅行のために人々が動いた歴史の証しだという。

ラクダの飼育と所有は現在でも行われており、ブリーダーは詳細な血統を記録している。

アルシャレク氏は、繁殖を通して、肉の供給源として、伝統的な工芸品・素材として、ラクダは現代社会においても大きな役割を担い続けていると語る。

ヘリテージ・アンバサダー協会の会長であるタラル・アル・シャラン氏は、特にサウジアラビアの人々、そしてアラブの人々一般にとって、ラクダは長く輝かしい歴史を持っていると語る。

「ラクダは生活の糧だ。アラブ人は、昔はラクダに依存し、今も恩恵を受け大事にしている。ラクダはコーランにも記載されている」と同氏は語る。

「歴史のない国に未来はない。過去とのつながりのない者には未来を築くことはできない」と同氏は付け加えた。

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