
アラブニュース
ドバイ:アラブ諸国および各機関は、爆発物を搭載したドローンを使用してサウジアラビアのハミース・ムシャイトおよびナジュラーンを標的としたフーシ派の攻撃を非難している。
サウジアラビアの防空施設は、土曜日に同国の南部地域に向けて発射された17機のドローンを破壊した。
ブービートラップが仕掛けられたドローン1機が早朝にハミース・ムシャイトを標的とした後、午後には南部地域を標的としたさらに7機のドローンがイエメンの空域で迎撃された。
ハミース・ムシャイトは、夕方に再び2機のドローンの標的とされた。
夕方遅く、もう1機のドローンがナジュラーンを標的とし、深夜近くにはさらに6機が撃墜された。
バーレーンの外務省は、民兵による攻撃の継続は、サウジアラビアの安全、安定、領土の保全を脅かしていると発表したと、国営通信社BNAが報じた。
ジブチのディア・エディン・サエド・バマクラマ駐サウジアラビア大使は、「世界がイエメンの人々の安全と平和を達成するためにイエメンでの解決策を模索している一方で、民兵はサウジアラビアで民間人を標的にし続けている」と語ったと、サウジ通信社(SPA)が報じた。
一方、アラブ議会は、地域の平和と安全を脅かしている民兵に対して、国際社会が早急に対策を講じる必要があると強調した。
クウェートは、サウジアラビアが自らの安全と安定を維持するためにとったすべての措置を支持すると発表した。
UAEは、「組織的に民間人を標的にしている」としてフーシ派を非難し、一方、ヨルダンは、サウジアラビアの安全に対するすべての脅威は、この地域全体に対する脅威であると発表した。
アラブ連合軍は、フーシ派のイエメンに対する意図的かつ組織的なエスカレーションは戦争犯罪であると述べ、同軍は攻撃から民間人を守るための対策を講じていると付け加えた。
イランの支援を受けたフーシ派は、米国、国連、サウジアラビアのイエメンにおける停戦の要請にもかかわらず、ここ数週間、ほぼ毎日のように爆発物を搭載したドローンでサウジアラビアを攻撃している。