



マドリード:サウジアラビア海軍(RSNF)は先日、Sarwatプロジェクトの4隻目のコルベット艦であるAvante 2200の進水を祝福した。
「Jazan」と名付けられた艦は、スペインのナバンティアが造船所で開いた進水式の中で披露された。
このコルベット艦は、サウジアラビア軍事産業(SAMI)とナバンティアの合弁事業である 「SAMIナバンティア・ナバル・インダストリーズ」が建造している。
納品は予定より1年遅れの2024年になる予定で、特別な戦闘制御・火器管制システムや統合通信などの技術を特徴としている。
式典には、駐スペイン・サウジアラビア大使にして、SAMIの企業広報・サポートサービス・情報技術担当バイスプレジデントであるアザム・ビン・アブドゥルカリム・アル・カイン氏のほか、ワエル・ビン・ムハンマド・アル・サルハン氏、RSNFやスペイン海軍、SAMIナバンティア・ナバル・インダストリーズの幹部が主席した。
RSNFの司令官を務めるファハド・ビン・アブドラ・アル・グフェリ中将は、以下のように語った。「SarawatプロジェクトはRSNFの対応能力向上に貢献し、海域の安全性を高め、王国の重要な戦略上の利益を守るでしょう。プロジェクトで建造された艦船は、王国の海洋権益を守り、最新の軍事産業を技術的に現地対応させる上でRSNFの重要な力となるものです」
Sarawatプロジェクトの戦艦は、上空や海上・海中のあらゆる脅威に対応できる最新の戦闘システムを特徴としており、電子戦への対応能力も備えている。世界の多くの海軍よりも豊富な装備を有し、サウジアラビアの海洋の安全を守るRSNFの能力がさらに強化されることになる。
プロジェクトには、乗組員の訓練や訓練シミュレーター、後方支援、販売後の長期的な技術支援・兵站支援も含まれている。