
リヤド:サウジ宇宙局の局長であるサルタン・ビン・サルマーン王子が設立し、会長を務めるサウジ航空クラブは、2021年2月に2回目となるサウジ国際航空ショーを開催することを企画している。
10万平方メートルの規模で行われるこの展示会には、450を超す国際企業、30,000人超の参加が予想され、航空業界における多くの商取引に署名が行われることになるであろう。
この展示会は、2019年初めに開催され、20,000人超の参加があった第1回の展示会成功を受けて開催される。第1回の展示会では、80機を超す航空機が展示され、57か国から国内・国際企業合わせて267社が参加し、15件の覚書が締結された。
第2回では、参加の規模が倍になることが予想されている。3日間のイベント期間中、宇宙、衛星、ドローン、ロボット工学、飛行訓練を対象とした、3つの新しいエリアとカンファレンスが公開される。
航空ショーにおける航空宇宙分野の参加は、国際宇宙コミュニティー に知ってもらう機会となる。さらに、無人航空機 (UAV) コミュニティーと近づき、UAV技術について学ぶ機会にもなる。この展示会はリヤドのトゥママ空港で開催され、世界中から参加する出展者および使節団を歓迎する。
この展示会では、滑走路に隣接して駐機場が設けられ、テスト飛行可能なあらゆる種類の航空機が用意される。さらに、2つの展示ホールでは500を超す国際ブースを収容し、出展者はそこでありとあらゆる航空宇宙関連の製品やサービスを展示する。
サウジ航空クラブの理事会は、サルタン・ビン・サルマーン王子議長のもと2週間前に会合を開催した。王子はそこで、サウジ航空クラブの設立から同クラブに対するサルマーン国王の多大なるサポートと絶え間ない配慮を称賛した。
サルタン王子は、航空業界においてサウジ王国がさらなる成功を収めるために注がれる努力の重要性を強調した。
サウジ航空クラブでは、展示会のウェブサイト Saudiairshow.aero を通じて、出展・参加希望者からの申し込みを受け付けている。
SPA