
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアは地域のリーダーとして様々なフォーラムをはじめ、あらゆるレベルでイラクを支援する努力を惜しまない、と同王国外相が土曜日に表明。
バグダッドで開催されたサミットで、ファイサル・ビン・ファルハーン王子はイラクの安全と安定を強化し、その制度と便益を維持するために王国は引き続き努力すると述べた。
さらにファイサル王子は、テロの脅威に立ち向かうために王国はイラクや地域のパートナー各国との協力関係を継続し、ダーイシュの残党に対峙する国際的連合軍と協力するバグダッドの努力を支援するとも述べた。
また、武装集団の手に渡った武器を管理しようとするイラク政府の努力を王国は評価しているとファイサル王子は述べた。
外相はバグダッドを訪れ、地域全体の緊張緩和を目的としたサミットに出席している。
今回のサミットは、地域における新たな調停者としてのイラクの役割をアピールする狙いがある。
外相は、サウジ・イラク調整評議会の成果と推定資本金30億ドル(113億サウジアラビア・リヤル)の共同投資ファンドの設立を称賛した。
これに先立ち、外務大臣はムスタファ・アル・カディミ首相およびイラクのフアード・フセイン外相と会談した。
ファイサル・ビン・ファルハーン王子とフアード・フセイン外相は、両国の二国間関係とその強化方法について協議した。