
アラブニュース
ジェッダ: サウジアラビアで来年開催される大規模なサイバーセキュリティカンファレンスに、世界中の専門家が参加する。
サウジ国家サイバーセキュリティ庁はサルマン国王の後援の下、「サイバー分野の国際秩序の再考(Rethinking the Global Cyber Order)」をタイトルに掲げた「国際サイバーセキュリティフォーラム」を来年2月1、2日にリヤドで開催する。
さまざまな国際的企業、組織、政府部門およびNGOを代表する主要な意思決定者や政策立案者、幹部、専門家らが出席するこのフォーラムでは、多くの著名人がスピーチを行う予定だ。
このフォーラムは、サイバーセキュリティの主要分野における知識の限界を押し広げ、投資を促し、サイバー空間における国際協力のための既存の基盤を強化し、社会経済的変化を促進することを目的にしている。
ディスカッションとセッションでは、サイバー空間における進化しつつある国際秩序、現在および未来のサイバーセキュリティの脅威、そのような脅威に対抗するための新技術、今後の活動におけるサイバーセキュリティの人間的側面、市場原理と経済的インセンティブの活用、人間中心のサイバーセキュリティの強化などのサブテーマが取り上げられる。
4月7日に実施され、100カ国以上から25万人以上が参加した同フォーラムの初のバーチャル会談が成功したことを受け、2022年度のフォーラムが開催される。
国際サイバーセキュリティフォーラムは、主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)でサウジアラビアが議長国を務めた昨年の2月に初開催された。その時、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子殿下は、サイバー空間で子供を守り、サイバーセキュリティ分野での女性の地位を向上するための国際的なイニシアチブを導入した。
詳細は同フォーラムの公式ウェブサイト(https://globalcybersecurityforum.com)で確認できる。