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派遣医師ら待遇倍増＝１時間１万５０００円補助―政府方針
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14 Dec 2020 11:12:31 GMT9
14 Dec 2020 11:12:31 GMT9
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政府は１４日、逼迫（ひっぱく）する医療体制への支援強化策として、新型コロナウイルスに対応する医療機関に派遣された医師や看護師の待遇を倍増する方針を決めた。医師は１時間約１万５０００円、看護師は１時間約５５００円を補助する。菅義偉首相が同日、新型コロナ対策本部会合で表明した。
都道府県が指定する重点医療機関に派遣された場合が対象。医療機関向けの「緊急包括支援交付金」の補助上限額を２倍に引き上げる。
首相はまた、新型コロナに対応する医療機関で、空きベッドの補償を延長する意向を表明。看護師が本来業務に専念できるよう、清掃などの業務を民間委託する際の経費を支援する方針も示した。首相は対策本部に先立ち、東京都新宿区にある国立国際医療研究センターを視察した。
一方、政府は、新型コロナを踏まえた小児の外来診療に診療報酬上の特例措置を講じる方針を決めた。６歳未満の乳幼児を対象に、感染予防策を講じた外来診療に対し、医科１０００円、歯科５５０円、調剤１２０円をそれぞれ加算。乳幼児向けの医療費助成が適用され、追加的な患者負担はほぼ発生しない見通し。
小児は自分の症状の正確な説明が難しく、全ての診療で新型コロナを念頭に置いた対応が必要となることなどを踏まえた。１４日持ち回りで開かれた中央社会保険医療協議会（厚生労働相の諮問機関）の総会で了承され、１５日にも適用する。
JIJI Press
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