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感染予防措置の導入以降、1000万人がウムラ巡礼を果たしたとサウジアラビア当局が発表

2021年7月20日、サウジアラビアの聖都メッカでの年恒例ハッジ巡礼で、イスラム教徒の巡礼者たちがマスクを着けてソーシャルディスタンスを保ちながら、タワーフの儀式を執り行っている。(ロイター)
2021年7月20日、サウジアラビアの聖都メッカでの年恒例ハッジ巡礼で、イスラム教徒の巡礼者たちがマスクを着けてソーシャルディスタンスを保ちながら、タワーフの儀式を執り行っている。(ロイター)
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18 Sep 2021 04:09:15 GMT9
18 Sep 2021 04:09:15 GMT9
  • 今年8月10日に外国からの巡礼受け入れを再開して以降、1万2000件以上のビザが発行された

ジェッダ: サウジアラビアのハッジ・ウムラ省は、「安全なウムラ」措置を導入後、二聖モスクへの巡礼が徐々に回復し、昨年10月4日以降、1000万人が無事にウムラ巡礼を果たしたと発表した。

また、今年8月10日に外国からの巡礼受け入れを再開して以降、1万2000件以上のビザが発行されたことも明らかにした。

同省は引き続き、モスクへの巡礼者、礼拝者、来訪者らの健康と安全を保護するためにできる限りの取り組みを実施するとし、また、人々に対して、新型コロナウイルスの蔓延を防ぐために取り入れた予防措置に従い、すべての指示に従うよう促した。

当局は、巡礼者、来訪者、礼拝者の月当たりの受け入れ可能人数350万人の達成を目指している。ハッジ・ウムラ副大臣のアブドルファタ・ビン・スレイマン・マシャト氏によると、現在の巡礼受け入れ可能人数は1日7万人であるという。

ウムラ巡礼者、および「グランドモスク」や「預言者のモスク」への礼拝を希望する来訪者は、ワクチン接種を完全に終了していることが許可の条件になると同副大臣は付け加えた。許可証は、「タワカルナ」申請を通して発行される。サウジアラビア保健当局は、年齢12歳を超えるすべての人々にワクチン接種を認めている。

8月10日に、ハッジ・ウムラ省は外国からのウムラ巡礼を再開したとマシャト副大臣は述べた。すべての巡礼者の安全を確保するために、来訪に当たっては、承認されたワクチンによる接種完了確認の公認証明書を含む、手続き、管理、必須事項をシステム化したものを、すべての関連省庁と協力して整えたという。

サウジアラビア当局は、国内への巡礼者受け入れを許可する対象国リストを、その国の感染状況や感染指標を基準として継続的に更新していると発表しており、外国からの巡礼者数は着実に増えていると同省大臣は述べている。

外国からの来訪者は、サウジアラビアへ入る72時間前に、「ムキーム」プラットフォームで自身の接種状況を登録することが推奨されている。また巡礼者は、ハッジ・ウムラ省のケアセンターで支援を受けることもできる。

SPA

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