
ラワン・ラドワン
ジェッダ:サウジアアラビアでのタカが主役の展覧会に国内外のタカ好きが詰めかけている。
リヤドの北にあるムルハムのサウジ・ファルコン・クラブ本部で開かれる10日間のサウジ国際タカと狩猟展覧会(Saudi International Falcons and Hunting Exhibition)は、世界最大のものと考えられている。狩猟用武器、様々な種類のタカ、アート、家族向けアクティビティなどの専用パビリオンの他、射撃練習場、サウジビレッジ、未来のタカ使いのためのコーナー、デジタルミュージアムがある。主催者らは訪れる人々に向けた付随するイベントやいくつかのサプライズを用意している。
タカを飼うムハンマド・F・アルカンファリ氏はアラブニュースに対し、このクラブはタカを愛する人々を引きつけ、それは男性に限らないと語った。たくさんの女性たちが鳥を購入して飼うことに興味を持ち、多くの人は希少性の高い鳥を求めると同氏は語った。
アルカンファリ氏は7年前にタカの飼育を始め、今ではタカ狩りはサウジアラビアの多くの人々と同様に、彼にとってもお気に入りの趣味となっている、彼は4羽のタカを飼っていて、8羽飼うことを目指しており、特にハヤブサに興味を持っている。
この展覧会で最も人気を集めるのは、子ども達が体験型ゲームを通じてタカ狩りの歴史と遺産を学べるコーナーだ。『タカを飛ばそう(Fly your falcon)』は、子どもがスクリーンの前に立って、空を飛ぶ自分のタカを誘導し、タカの進路を操って障害をよけ、狙った獲物に到達する体験型ゲームだ。
このゲームセクションを監督するタグリード・アル・ドサリー氏は、若い人々がタカとタカ狩りについて彼らに訴えかける表現、つまりゲームでの表現を通してより良く学べるようにした体験型エリアが2つあると述べた。
このセクションで利用できる楽しいアクティビティは若年層に適していて、アラビア半島の数世代にまたがる遺産を保護することの重要性を示す、興味の対象となるいくつかの分野をカバーしていると同氏は述べた。