大阪:月曜日、日本では「Shogun」のエミー賞受賞を祝ったが、日本の戦国時代を描いたこのシリーズを観たことがないという人も多かった。
「Shogun」は日曜日にロサンゼルスで開催されたテレビ賞で歴代記録を塗り替え、驚異的な18個のトロフィーを持ち帰り、最も権威のあるドラマシリーズ賞で初めて英語以外の作品が受賞した。
主演の真田広之は、主役の徳川家康を演じ、日本人初のエミー賞受賞者となった。また、お薫役の澤井アンナも主演女優賞を受賞し、同じく快挙を成し遂げた。
「日本人として真田が受賞して嬉しい」と、東京でAFPの取材に応じた70歳の年金生活者、神田キヨ子さんは語った。
「ロスに引っ越して以来、彼は本当に一生懸命頑張ってきたから」と彼女は言った。
「『ラストサムライ』ではトム・クルーズが主演だったけど、『Shogun』で真田が主役なのはワクワクするわ」と神田さんは付け加えた。
しかし、彼女は予告編しか見ていないと認めた。
このシリーズは、日本では比較的新しいディズニーのプラットフォームでのみ視聴可能である。
「見てみたいわ。日本がどう描かれているのか興味がある」と神田さんは語った。
大塚さんは、ファーストネームを明かすことを拒否したが、彼女もこの番組を見たことがないと語った。
「でもニュースは見たわ。彼が受賞して嬉しい」
日本語では「歴史的快挙」や「真田広之」という言葉がトレンド入りし、真田の受賞スピーチは数万回の再生回数を記録した。
滝沢雄介さん(41)も予告編だけを見たが、番組のクオリティーの高さに感銘を受けたという。
「気迫のこもった演技、細部へのこだわり、映像技術に感銘を受けた」と、滝沢さんは大阪城の外でAFPに語った。大阪城は、このシリーズにとって重要な歴史的ロケ地だ。
「真田を見て、ハリウッドで活躍したいと思う若者がたくさん出てくるだろう」と彼は語った。
大阪城を訪れていた観光客も、エミー賞受賞を歓迎した。
「今年見たテレビ番組の中で一番良かったと思う」とロンドンから来たザラ・フェルジャニさんは言う。
「素晴らしいと思ったわ。演出が美しくて、英語ではないものを観るのもとても楽しかった」と33歳の彼女は語った。
彼女は、日本から帰国後に「Shogun」を観るつもりだったと語った。
しかし、友人の一人が「文化をより理解し、大阪城をより楽しむために、事前に観るべきだ」と強く勧めたという。
AFP