
サウジアラビアは、日ごとの新規感染者数が急減していることから、10月17日より新型コロナウイルス感染症関連の規制を緩和する。金曜日、SPAが報じた。
同報道によると、政府は社会的距離の措置を解除し、メッカとメディナの2つのモスクに定員いっぱいの人数を収容することを許可する。
社会的距離の規制も撤回され、公共の場所、交通機関、レストラン、映画館が再び定員どおりで稼働できるようになり、集会の人数制限もなくなる。
SPAが伝えた省の声明によると、2回のワクチン接種を済ませた人は、開放空間でのマスク着用は不要になる。ただし、閉鎖空間や、接触確認アプリのタワッカルナーによる監視が行われていない場所では引き続きマスク着用が求められる。
2度のワクチン接種を済ませた人は、マスクを着用し、ウムラ追跡アプリを使用すれば、モスク参拝が可能になる。
メディナにある預言者のモスクにも同じ規則が適用される。
ロイター/SPA