
サナア:サウジアラビアはイエメン全土で誰も差別することなくあらゆる手を尽くして人道支援活動を行っている。
同国はその一環として、戦争で荒廃したイエメンの人々の苦しみを和らげようとキングサルマン人道支援・救援センター(KSRelief) によりいくつかのプロジェクトを実施している。
土曜日、KSReliefはサナアのハニクキャンプで、テイバー開発財団と協力して水・衛生プロジェクトを引き続き進めた。
11月21日から27日にかけて生活用水171,500リットルと飲料水122,500リットルが給水され、何トンものゴミが埋め立て地へと運び去られた。
KSReliefはキャンプに移動クリニックを開設しており、ここで多数の人々が必要な治療を受けている。救急部には420人が訪れ、様々な病気の患者998人が薬を受け取った。検査を行うための移動ラボも開設されている。
KSReliefはイエメン国内で負傷者に対する救急治療を行い、イエメンで治療できない患者はサウジアラビア及び地域のその他の国に移送している。
センターはタイズで数々のヘルスプロジェクトを実施している。その内の一つがアルタウラ病院で、センターはここに設備、消耗品、医薬品を提供している。
同病院整形外科に限っても支援第一段階で315万ドルにのぼる支援を行った。
KSReliefはセラ開発財団との支援に関する取り決めに署名し、320万サウジリヤル相当の冬用支援物資をイエメンに贈った。その中には56,00枚の毛布、上着、子供用帽子が含まれており、これらは貧困の中で暮らすサナア、アルバイダ、タイズ、マリブ、アル = ジャーブ、ダル、シャブワ、ハドラマウト、ラヒージ、アデン、アル=マフラの避難民家族に配布される。
SPA