


ジェッダ:ジーザーン、ナジュラーン、アシール各州のサウジアラビア国境警備隊は、19日、大麻1トン以上とカート66トンをサウジアラビアへ密輸する試みを阻止した。
国境警備隊の報道官ミスフィール・アル・カルニ大佐の発表によると、今回の密輸未遂事件で逮捕された関係者150人の内訳は、サウジアラビア人47人、不法移民103人(エチオピア人89人、イエメン人10人、ソマリ人3人、エリトリア人1人)であった。
またアル・カルニ大佐は、国境警備隊は、サウジアラビアの安全を脅かしたり、麻薬などの物質を密輸をしようとする者に対しては誰であろうと容赦なく立ち向かい、任務を遂行して行くつもりであると述べた。
サウジアラビア当局は、最近では、アラブ首長国連邦の対応機関と協力して、穀物輸送のトラックに隠されたアンフェタミン150万錠をバサの通関所経由でサウジアラビアへ密輸しようとした試みを阻止し、リヤドのサウジアラビア人1人とシリア人の住民1人を逮捕しており、また5月には、同国南部の国境経由で約1,000kgのハシシを密輸する計画を阻止し、エチオピア人18人、イエメン人4人、サウジアラビア人2人の計24人を逮捕している。