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国連イエメン担当特使、停戦が延長されずに期限切れとなり遺憾の意を表明
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03 Oct 2022 06:10:42 GMT9
03 Oct 2022 06:10:42 GMT9
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アラブニュース
- 停戦は4月2日以降、二度延長されてきたが、今回は延長されず、10月2日に失効した
- 特使は、延長・拡大された停戦はイエメンの人々に重要な利益をもたらすだろうと述べた
リヤド：ハンス・グルンドベルグ国連イエメン担当特使氏は2日、イエメンの停戦を延長・拡大する合意に至らなかったことに遺憾の意を表明した。
「2022年4月2日に始まった停戦は、真に歴史的な機会をイエメンに与えてきました。過去6カ月間の前向きな成果を基に、私は10月1日、追加要素を盛り込んだ、停戦をさらに6カ月延長する新たな提案書を当事者に提出しました」とグルンドベルグ氏は声明で述べた。
停戦は4月2日以降、二度延長されてきたが、今回は延長されず、10月2日に失効した。
提案書の中身は、公務員への給与・年金の支払い、タイズ州などの特定の道路の開放、サヌア空港を離発着する航空便の目的地の追加、妨害を受けない燃料運搬船のホデイダ入港、段階的緩和メカニズムの強化、拘留者を至急開放するという約束などだ、とグルンドベルグ氏は述べた。
停戦交渉の開始、包括的な政治プロセスの再開、経済問題なども盛り込まれた。
グルンドベルグ氏は、延長・拡大された停戦はイエメンの人々にさらなる重要な利益をもたらすだろうと述べた。
同氏は、同氏の提案に積極的に関与したイエメン政府に謝意を表明し、解決策を見出すために双方と引き続き協力していくと述べた。
「ここ数週間の双方の指導者レベルでの建設的関与に感謝しています。そして、私の提案に積極的に関与するイエメン政府の姿勢に感謝しています。解決策を見出すために双方と引き続き協力していきます」とグルンドベルグ氏は述べた。
同氏は当事者に対し、冷静さを保ち、内戦で荒廃したイエメンで暴力の激化につながりかねない挑発行為や行動を控えるよう求めた。
「平和をもたらすためにあらゆる手段を追求するという、イエメンの人々に対する義務を果たすよう彼らに求めます。結局のところ、イエメンの人々が求めているのは、包括的な政治プロセスや話し合いによる解決を通じた内戦の終結です。今後の道筋について迅速に合意に達するため、当事者と協働する絶え間ない努力を続けていきます」と同氏は述べた。
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