

ロジエン・ベン・ガッセム
リヤド:2021年リヤド・シーズンは10月20日の開始から1カ月で300万人の来場者を迎えた。
地元だけでなく国内外から来た観光客は、首都リヤドの様々なゾーンで楽しんでいる。14ゾーンのうち、「ブルバード・リヤドシティ」「コンバット・フィールド」「リヤド・シーズン・ウィンターワンダーランド」「リヤド・フロント」「アル・ムラバ」「リヤド・サファリ」「ザ・グローブス」「カリアット・サマン」、一番最近できて昨日公開されたばかりの「アル・サラム・ツリー」の9つが、シーズン開始からすでにオープンしている。
リヤド・フロントはこれまでに、ビデオゲーム愛好家向けの「RUSHフェスティバル」、世界で最も高価な仮面を展示した「ジュエリー・サロン」、子供たちが大好きなテレビキャラクターに出会えた「リヤド・おもちゃフェスティバル」の3つのフェスティバルを開催した。
リヤド・おもちゃフェスティバルに息子と共に訪れたヨルダンからの来場者ラシャ・ ダバネさんは、今年のシーズンをとても楽しみにしていたとアラブニュースに話した。
また、「ここはリヤド・シーズンが開始してから初めて訪れるゾーンです。先に子供たちにリヤド・おもちゃフェスティバルを楽しんでもらいたかったのです。」
「ブルバード・リヤドシティにも行きたいと思っています。後でMDL Beastのライブも見に行くかもしれません」とも語った。
「Imagine more!(もっと想像しよう!)」をスローガンに掲げるリヤド・シーズン・プログラムは、合計7500日の開催日を数える。これには70のアラビックコンサート、6つの国際コンサート、10の国際展覧会、350の演劇パフォーマンス、18のアラブ演劇が含まれている。今シーズンすでにWWEチャンピオンシップを開催、これから2つの国際試合と100のインタラクティブ体験が催される予定だ。またレストランが200店、カフェも70店出ており、どの世代にも楽しめる。
ウェブサイトによると今年度のリヤド・シーズンは、多数の雇用機会や経済的なリターン、外国からの多くの投資、そしてギネス記録を生み出している。
今週の最も重要なイベントのうちの一つは、11月28日まで開催される「リヤド・車ショー」だ。世界的に最も貴重で豪華、そして速いスピードで走る600の車が展示され、来場者と活気で沸くこのイベントは、クラシックからモダンまで幅広い種類の車を揃える。
この車ショーは開始2日目で1500万サウジリヤルを売り上げている。そしてイギリスのオークション会社「シルバーストーン」により世界的なパブリックオークションが開かれている。また11月26日と27日には、「フェラーリ・スクーデリア・ワルドフェスティバル」を開催する。こちらのショーは、フェラーリのF1ドライバー達を迎えて毎日ライブショーも行っている。