
アラブニュース
ドバイ:サウジアラビア人の故ジャマル・カショギ氏殺害事件に関連していたとしてパリで拘束されていたサウジアラビア国籍の人物は釈放された、とフランス検察が水曜日発表した。
身元確認の結果、トルコ当局によって出されていた逮捕状は拘束された人物に対するものではないことがわかった、と声明には付け加えられていた。
これに先立ってサウジアラビア外務省はジャマル・カショギ氏殺害に関連したとして拘束された人物は「事件に何ら関わりがない」として、この人物の即時釈放を求めていた。
火曜日に出された声明では「サウジアラビア人の故ジャマル・カショギ氏殺害事件の容疑者としてサウジ国民が拘束されたことについて、在フランス共和国サウジアラビア王国大使館は先のメディアの報道が誤りであり、拘束された人物は問題となっている事件に何ら関わりもないことを明白にすることを望む」としていた。
「よってサウジ王国大使館はこの人物の即時釈放を求める」とも述べていた。
「ジャマル・カショギ氏の惨殺に加わった全員に対してはサウジの司法がすでに判決を下しており、これらの人物は現在全員が刑期服役中であることを大使館は重ねて断言する」と声明には付け加えられていた。