
ナダ・ハミード
ジェッダ:サウジアラビアの女性は、運転する権利が与えられてから4年も経たないうちにタクシー運転手の仕事にも応募できるようになった。
このニュースは、サウジアラビア交通総局のツイッターアカウント@eMoroorで発表された。声明によると、女性はリヤド、ジェッダ、ジャザーン、アシール、ナジュラーン、ジュフ、ハーイル、ターイフなど国内18の自動車教習所で、「一般タクシー免許」を申請することができる。
総局によると、免許申請に要する費用は200サウジアラビア・リヤル(53ドル)だ。
アーティストのラティファ・アル・シャルフブ氏はアラブニュースに対し、この発表を支持すると語った。
「女性として、この件にはいつも問題を抱えていました。男性運転手のタクシーに1人で乗るのはどうしても不安です。少なくともウーバーやカリームを使うと、乗車する前に運転手に関する情報を確認できます」と彼女は言った。
「どこに行ってもタクシー運転手の大半は男性です。でも国によってはもちろん女性運転手もいます。当然、男性よりも女性の運転手の車に乗るほうが安心です」
翻訳者のアセール・アティーフ氏は、今回の発表で雇用市場における女性の選択肢が増えるだろうと語った。
「このニュースで大勢の女性が仕事を見つけられるようになると思います」と彼女は言い、自身でも運転手職を検討するかもしれないと付け加えた。
「私は運転が好きなので、タクシー運転手になるのもいいなと思います」
2018年に運転する権利が認められて以来、列車、飛行機、レーシングカーの運転まで運輸分野の多くのキャリアがサウジアラビアの女性に開かれた。この決定により、女性はウーバーやカリームなどの配車アプリの運転手の仕事もできるようになった。