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イラン、61人の米国人に制裁を発動
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17 Jul 2022 10:07:45 GMT9
17 Jul 2022 10:07:45 GMT9
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- 過去に数十人の米国人が、様々な理由により制裁の対象となっている。イラン当局は制裁の対象者がイランで保有しているあらゆる資産を差し押さえることができる。ただし、イランに資産を保有している者はいないと見られるため、こうした措置は象徴的なものにとどまる可能性が高い。
ドバイ： イランは土曜日、マイク・ポンペオ前国務長官を含む、さらに61人の米国人に対して、イランの反体制派グループを支援したとして制裁を課したと述べた。数か月に渡って進められていた2015年の核合意復活に向けた協議が行き詰まりに直面していることが、今回の制裁の背景にあるとされている。
他にも、亡命中の反体制派グループ「モジャーヘディーネ・ハルグ」への支援を表明したとしてブラックリストに載せられた人物には、ドナルド・トランプ前米国大統領の顧問弁護士であるルディ・ジュリアーニ氏や、米国政府の元国家安全保障顧問ジョン・ボルトン氏が含まれていたと、イラン国営メディアは報じた。
ジュリアーニ氏、ポンペオ氏、ボルトン氏は、モジャーヘディーネ・ハルグのイベントに参加し、同グループへの支援を表明したことが広く報じられている。
イランは最新の制裁措置として、１月には51人の米国人に対して制裁を課し、4月にはさらに24人の米国人をブラックリストに加えた。
2015年の核合意復活に向けた米国との間接的な協議は11月にウィーンで開始され、6月のカタールでの協議まで継続した。
しかしここ数か月、協議は行き詰まりに直面している。
2018年、当時のトランプ米国大統領はイランに譲歩しすぎているとして核合意を放棄し、米国による厳しい制裁を再び課した。これを受けて、イラン政府は核合意で規定された制限に違反することで応じた。
ロイター
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