

アラブニュース
リヤド:アブドルアジーズ王立保護区開発局は2月3日、ラウダト・アル・カフスとカルタ・ウンム・カリダに2つの観光リゾートを建設する投資契約に調印したと発表した。
開発局によると、この契約はサウジのビジョン2030の開発計画目標に沿ったもので、環境保全とエコツーリズムの活性化を優先しつつ、保護区を観光客が豊かで楽しい体験ができるような魅力的な観光地にするための戦略的計画の一環として行われたものであるという。
これらのリゾートは、環境の保全と持続可能性を保証する基準とコントロールに従い、保護区内の広大な土地に建設されると当局は述べた。
リゾート内には、スポーツができるレクリエーションエリア、キャンプ場、レストランやカフェを併設する予定だ。また、ホテルや星空観察などのための特別エリアも設置する。
「この契約は、保護区の開発とその天然資源への投資に当局が引き続き取り組んでいくということを意味しており、保護区を、エコツーリズムの活性化と王国内外からの観光客の誘致に貢献する、レクリエーション施設を備えた観光地とするためのものです」と当局はサウジ通信社が公表した声明の中で述べている。
タミールの東に位置するカルタ・ウンム・カリダは、リヤドに近いという戦略的な地理的位置に加え、ユニークな自然景観、風光明媚な景色、自然の岩や湖で知られている。アル・カフス・ガーデンは、黄金の砂漠の中に広がる緑の色彩が魅力的で、独特の美しさを放っている。
開発当局は、生活の質の向上と自然保護・開発というビジョン2030の目標に沿って、保護区のインフラ整備とエコツーリストへのサービス向上に取り組んでいる。