
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子は24日、ウクライナ紛争における当事者間の仲介にあらゆる努力を払う用意があると述べた。
ウラジーミル・プーチン露大統領との電話会談で、ムハンマド皇太子は「王国の表明した立場を明らかにし」、危機を終わらせ、安全と安定を達成するための政治的解決につながる努力を支持すると述べた。サウジ国営通信が報じた。
「ウクライナ危機がエネルギー市場に与える影響については、石油市場のバランスと安定を維持することへの王国の熱意を改めて表明した」と発言した。
ムハンマド皇太子はまた、この問題におけるOPECプラスの同意の役割と、その維持の重要性を強調した。
両者はまた、両国の関係や、さまざまな分野における関係強化の方法についても協議した。
皇太子はまた、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談し、危機の緩和に寄与するあらゆるものへ王国が支持することと仲介の用意があること、および危機の政治的解決を目指すあらゆる国際的努力へサウジアラビアが支持することを明言した。
また、人道的配慮から、ウクライナ人の訪問者、観光客および王国居住者が所持するビザで有効期限を迎えるものについて3ヶ月間延長すると述べ、サウジ政府は彼らの快適さと安全のために真摯に取り組んでいると付け加えた。