
ハヌーフ・アル・バラウィ
リヤド: サウジアラビアの女性弁護士数名が、今週の国際女性デーに、女性の法曹界でのキャリア向上を支援した政府を称賛した。
この弁護士達は、サウジアラビア弁護士会のトレーニングアカデミーの一部であるリヤドを拠点とするフォーラムのメンバーで、女性の職場準備のための奨学金の授与を監督する教育省の機関と共同契約を結んでいる。このプログラムは「あなたの仕事とあなたの使命」と題され、法律事務所がスタッフを育成することを可能にする。
ナジ・カイラン法律事務所の上級法律コンサルタントであるサラ・アブドゥルハミード・ナジ氏は、アラブニュースに次のように語った。”この日、私たちはあらゆる職業の女性、特に女性弁護士を祝福します。なぜなら、彼女たちは偉大で強い女性だからです。”
ナジ氏は、専門職として働く女性には、家庭での役割以外に、社会に提供できることが多くあると語った。現在、女性は法務の上級職に就いており、これは5年前にはなかったことだ。
“私は幸せです。なぜなら私は弁護士であり、弁護士の妹であり、弁護士の娘でもあるからです…締めくくりに、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子の賢明なリーダーシップと、彼女たちの背後にいる家族の支援がなければ、女性はここまでの成果を上げることはできなかったでしょう。また、専門職の女性たちの努力に、感謝の意を表します。”
この女性フォーラムは、リヤドの高等教育機関の学生を含む、あらゆるレベルの職業に就く女性の地位向上のみを目的としたものだ。サウジアラビア政府が司法の改革計画を発表して以来、さまざまな団体と連携している。
取り組みの一つとして、9月13日の国際法の日から9月23日の王国建国記念日まで、弁護士や法律顧問が無償で相談に乗ってくれる「法律ボランティア・マラソン」が実施された。
その内容は、生活困窮者への法的支援、新進気鋭の起業家へのアドバイス、地域社会への啓発活動、新卒者の研修など多岐にわたる。既存の弁護士は、サウジアラビア弁護士会のウェブサイトからボランティアとして登録することで、これらの取り組みを支援するよう促されている。
リヤドの法律事務所で文書作成と商業仲裁に従事する、全国弁護士会の会員でもあるアル・ジュハラ・アロナジ氏は、アラブニュースに対し、女性フォーラムは若い女性弁護士の勉学とキャリアアップを支援するために設立された、と述べた。さらに、その目的は、女性問題全般を擁護するために地域の法律団体や市民社会団体と協力できる、全国レベルの専門職の新しいリーダーを見つけることであると。