
アラブニュース
リヤド:サウジアラビアの教育システムは、学術研究から離れ、現代の求人需要に合わせる方向へと再調整がなされるべきだと教育相が誓った。
ハマド・アル・アシェイフ氏は、コミュニティーカレッジは雇用主たちの要求に結び付いた職業訓練を提供するものへと変わり、純粋な理論高等教育課程への入学者数は削減されるだろうと述べた。
「私たちは、我が国の大学のカリキュラムや教育分野が市場の特定ニーズに見合うようにするために、求人市場が求めている専門職や下位専門領域を調査しています」と彼は語った。
[caption id="attachment_6410" align="alignnone" width="670"]「教育省は、大学入学手続きにおける支出の効率化を図り、労働市場のニーズに呼応し、理論専門課程への入学数を減らすために、大学における職業分野の学位を支持します」
「たとえば、もし労働市場が何年も学ぶことを必要としない特定の専門職を求めており、その必須要件が1年か2年のプログラムなのであれば、学生や社会に4年分の費用を負担させる必要があるでしょうか」
同大臣はこれをタブーク大学での講演で語っていたが、彼はそこで、医療研修や専門技能のための臨床シミュレーション設備、そして産業革新・ロボット工学センターの、除幕式を執り行っていた。
アル・アシェイフ大臣は、NEOM巨大プロジェクトの近くにあるこの産業革新センターは、この地域の開発プロジェクトを支援することになると述べた。彼は、サウジアラビアの経済を支えるには、民間企業と提携すること、特に製品の革新性や多様性の面で協力することが重要であると指摘した。