
アラブニュース
リヤド: サウジアラビアの外務大臣が7日、同国の駐レバノン大使がレバノンへ戻ったことを報告した。
今回の動きは「レバノン国内の政治勢力を抑えたいという要求と訴え」に応えたものであり、また「レバノン政府はサウジアラビアや湾岸協力会議 (Gulf Cooperation Council ) 加盟国との協力関係を強化するため、またサウジアラビアやGCC加盟国に影響を与えるような政治的・軍事的・安全保障的活動を全て停止するために必要な手段を講じる、というレバノンの首相の声明の確証を得るためのものであった」と、サウジ通信社は報じた。
レバノンの政府機構や機関が示す通り、国の平和と安全のため、そして国民が安定を得るためにレバノンが原点であるアラブへと戻ることは重要であると、サウジアラビアは強調した。
ナジーブ・ミカティ首相は後に、ツイッターで今回の決断に対する感謝を表明して、「レバノンはアラブの一員であることを誇りに思っている」と明言した。
「レバノンは湾岸諸国と最高の関係を築くために尽力する。この湾岸諸国との関係は我々にとっての支えであったし、今後も我々を支えてくれるだろう」と、ミカティ首相は付け加えた。