
リヤド:サウジアラビア国内の困窮者支援を目的とする2年連続の慈善事業全国キャンペーンの開始に当たり、サルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子が土曜、それぞれ3,000万サウジリヤル(799万8,000ドル)および2,000万サウジリヤル(533万2,000ドル)を寄付した。
Ehsanの名で知られるこのプラットフォームの監督委員会会長を務めるサウジ・データ人工知能庁長官のアブドゥッラー・ビン・シャラフ・アル・ガムディ博士は、サウジの指導者2人の寛大さに感謝し、これにより、特にラマダン期間中、市民や住民の間で、政府主導の社会的連帯プロジェクトを支援するモチベーションがさらに高まるだろうと述べた。
アル・ガムディ博士によれば、皇太子はすでにSDAIAで会長として主導的な役割を果たし、Ehsanキャンペーンの活動を支援しているという。王国は世界中の最も脆弱なコミュニティの援助において、「主導的」な役割を果たし続けていると、博士は述べた。
「シンプルで安全、かつ信頼性の高い効率的な寄付の方法を提供するEhsanのような効果的なデジタルシステムを確立するために人工知能へ投資することは、慈善事業部門の促進と発展を目指す王国のビジョン2030の目的に沿ったものであり、社会の発展への貢献度を高める」と、博士は言う。
Ehsanプラットフォームは、すでに14億7,000万サウジリヤル(3億9,194万ドル)を集め、446万5,000人以上の人々が恩恵を受けている。この活動は、孤児、病人、高齢者、標準以下の住宅に住む人など、経済的な困難に直面している人々を支援することを目的としている。
国営サウジ通信