
アラブニュース
リヤド:サウジアラビア内閣は火曜日、国際社会に対し、アル・アクサモスクにおける犯罪および暴力行為の責任をイスラエル占領軍に問うよう要請した。また、これらの行為は、中東和平プロセス復活の可能性に影響を及ぼすと述べた。
サウジ通信社によると、閣議はジェッダのアルサラーム宮殿で行われ、サルマン国王が議長を務めたという。
閣僚らは、ロシア・ウクライナ危機を政治的解決に導き、安全と安定を達成するための努力を王国が支持することを確認した。
サウジアラビアはまた、国連と連携して近隣諸国に避難したウクライナ国民に対し1000万ドル相当の緊急医療・避難所支援を行うなど、世界中の困窮した人々に寄り添い、その苦しみを軽減することを改めて表明した。
内閣は、2022年3月21日にサウジアラビアとクウェートの間で締結された協定の実施に当たって、共有するドーラ海底ガス田を開発する両国の権利を再確認した。
閣僚らは、今年に入ってからサウジアラビアの信用見通しが2度改善されG20諸国を抜いたのは、サウジビジョン2030に沿った過去5年間の努力の成果であり、財政政策の有効性が反映され、政府業務の効率化が進んだことによるものだと説明した。
閣議で、サウジ公共投資基金のエジプトへの投資に関する合意が承認された。
続いてサルマン国王は、全学生を対象としたイード・アルフィトル休暇を2022年4月21日木曜の終わりまでに開始するように修正することを指示した。
サウジアラビア通信社によると、イード・アル・フィトル休暇は2022年4月25日に開始することが予定されていた。同国王の指示は、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子の提言に基づくものだということだ。
サウジアラビア内閣は火曜日、国際社会に対し、アル・アクサモスクでの犯罪や暴力行為についてイスラエル占領軍の責任を追及するよう求めた。