
アラブニュース
リヤド:通信情報技術省は先頃、ビジョン2030人間能力開発プログラムの一環として、デジタル分野で活躍する学生向けの専門コースを提供する「未来技術構想」の中で新たな研修を発表した。
このプログラムは、デジタルエンパワーメントを通じて、学生や情報技術産業に従事する従業員のデジタル能力を開発することを目的としている。
研修では、さまざまな分野のコースがあり、修了時には認定証が授与される。
研修で扱う内容の一部を紹介すると、プロジェクトマネジメント手法、情報セキュリティ、Linuxの基礎、ユーザーエクスペリエンスデザイン、ビジネスアナリシス、システムセキュリティ認定プラクティショナー、コンピュータビジョン、開発・運用の基礎などだ。
オンライン研修プログラムに参加するには、18歳以上で、通信・IT分野の有資格者であることが条件となっている。このプログラムは、サウジアラビア国民であれば、女性でも男性でも受講できる。
同省は、これらの研修プログラムが、情報セキュリティ、サイバーセキュリティ、専門的なサービス、デジタル・トランスフォーメーション、ブロックチェーン技術、データ分析、AIなどの分野で働く学生を支援し、利益をもたらすと語った。
アブドゥラー・アル・スワハー通信情報技術大臣は、サウジアラビアの若者の創造力を高めることを目的としている。
同省の使命の一つは、サウジアラビア市場における教育用デジタルコンテンツの成長を促進し、国民が技術分野で優れたキャリアを発揮できるような新しく革新的な方法を生み出すことである。
人材育成プログラムでは、「未来技術構想」内の研修パートナーと協力し、支援技術を用いた新技術やデジタル分野における最新の研修コースを提供することを目的としている。
時事通信