
ジュバイル:サウジアラビアの若者たちは、11日にジュバイル工業都市で開催される「デジタルカーニバル」で、ロボットやゲームのプログラミングなどの先端技術のトレーニングを受ける。
アル・ファナティア文化センターを会場に開催される5日間のデジタルカーニバルは、ジュバイル王立委員会の生涯学習委員会が、サイバーセキュリティ、プログラミング、ドローンに関するサウジ連盟の支援の下、トゥワイク・アカデミーと協力して主催するイベント。
デジタルカーニバルは、2030年までにサウジアラビア国民の100人につき1人をプログラマーに認定することを目指すという、サウジの改革計画「ビジョン2030」の目標に沿って行われる。
サード・アル・ハルビ―ジュバイル工業都市・生涯学習委員会委員長
その目的は、若者たちが現代技術に刺激を受けて、それを習得し、専門家としての技術力を高め、ジュバイル工業都市の市民のために技術プログラムを実施することにある。
ジュバイル工業都市の生涯学習委員会のサード・アル・ハルビ委員長は、今回のデジタルカーニバルは、2030年までにサウジ国民100人につき1人をプログラマーに認定するという、サウジのデジタル改革計画「ビジョン2030」の目標に沿ったものだと述べた。
また、カーニバルは「人間能力開発プログラム」のほか、教育コミュニティの形成、最新の学習技術の利用拡大、持続可能な開発と起業家精神醸成への貢献を最も象徴する「学習都市」のコンセプトや目的とも合致している。
また、トレーニングプログラムと技術関連イベントについては、ジュニアから専門家までを対象とした「トゥワイク・アカデミー」プログラムを通じて次世代の技術力向上を支援する活動とともに、すべての世代に門戸が開かれる。
アル・ハルビ氏によると、ジュニア部門で提供されるトレーニングプログラムでは、「プログラミングのABC」、「人工知能」、「ロボットプログラミング」、「デジタル製造」、「ゲームプログラミング」、「モバイルアプリケーションプログラミング」、「サイバーセキュリティ」の7つのプログラムが用意されている。
プロフェッショナル部門では、「インターネットとウェブサイトプログラミングの理解」、「アプリケーションの構築」、「ウェブサイトの構築」、「インターフェースデザインとユーザーエクスペリエンス入門」の4つのプログラムが提供される予定。
サウジ国営通信