
リヤド: サウジアラビアは、国連気候変動会議に合わせて、来月エジプトで第2回中東グリーン・イニシアチブ・サミット (MGI) を主催する。
サウジアラビアは環境保護のための措置を実施する主導的な役割を担っており、サウジ・グリーン・イニシアチ・フォーラムも同時に開催される。
アブドルラハマン・アル・ファドリ環境水資源農業大臣は26日、リヤドで閣僚会議の議長を務め、MGI管理憲章を承認した。
アジアとアフリカの20か国からの閣僚と実務者に加え、多くの国際的、地域的な組織が会議に参加した。
アル・ファドリ大臣は、この会議は環境保護、目標達成、地域への経済的発展の恩恵という点からMGIにとって貴重なステップとなったと語った。
「この憲章は、土壌劣化の減少、植生の修復、生物多様性、適応の促進、食の安全、そして社会福祉の向上のための強固なフレームワークとなる。」
「この憲章は、新たな構想を活性化させ持続可能な開発目標を達成させるための重要な基盤である」と同大臣は加えた。
オサマ・ファキーハ環境副大臣は、MGIは共通の課題に対処するための国際協力を目標とするものだと語った。
同副大臣は、管理フレームワークは 共同的及び包括的な監視、国家的、地域的、組織的な連携、説明責任と透明性、そして科学に基づく決定という主要原則に基づくものだと強調した。
イブラヒム・シアウ 国連砂漠化対処条約 (UNCCD) 事務局長は、土地修復についてのサウジアラビアの姿勢を讃えた。
彼は「我々は2024年にサウジアラビア王国で開催されるUNCCD締約国による次回の会議を心待ちにしている。」と述べた。
サウジ国営通信