
アラブニュース
リヤド:キングサルマン人道援助救済センターが実行しているイエメンの地雷を除去するサウジアラビア・プロジェクトが10月の第四週、フーシの地雷958個を撤去した。
この数字には8個の対人地雷、284個の対戦車地雷、662個の不発弾、その他4個の爆発物が含まれている。
同プロジェクトはイエメンの人々の災難を緩和するべくサルマン国王の命令でサウジアラビアが実行しているプロジェクトのひとつ。
プロジェクトでは被災した国民を支援するために必要な人道支援ルートの確保も行っている。
地雷撤去はマアリブ、アデン、ジャウフ、シャブワ、タイズ、フダイダ、ラヒジュ、サヌア、アルバイダー、アルダーリウ、サアダで行われた。
プロジェクトの開始以来、撤去された地雷の数は合計で370,117個にも及ぶ。
フーシ派によりこれまで100万個以上の地雷が埋められ、何百人もの国民の命が奪われてきた。
このサウジのプロジェクトは現地の地雷撤去技術者の訓練や、最新の装備の提供を実施。また、地雷で負傷したイエメン人への支援も行っている。
7月には同プロジェクトの契約が3,329万ドルで一年延長された。