
リヤド:サウジアラビア当局が、東部州のダンマン工業団地内で最大級の製鉄工場で発生した火災の鎮圧に成功したと、2023年3月3日金曜、国営アル・エクバリヤTVが報じた。
同国の民間防衛隊は、炎の広がりを制御することに成功しており、鎮火への努力を続けていると述べ、これまでのところ負傷者は報告されていないという。
エクバリヤTVの記者は現地時間の深夜「工場が全焼する前に炎は制御され、近隣の工場に火が燃え移ることはなかった」と伝えた。
さらに記者によると、火災は現地時間の午後5時に発生し、赤十字社の3チーム、民間防衛隊の4チームが消火活動に参加したという。
少し前に撮影されたビデオ映像には、工場周辺の空を覆う巨大な黒い噴煙が映し出されている。
エクバリヤTVは、工場では「エアコンが製造されており、工場内にあったワイヤーの断片や可燃物が火災を悪化させた」と述べ、また、工場の面積は10,000平方メートルで、ダンマンとアル・コバールの間に位置すると付け加えた。