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リヤド万博調査団がテーマの意図を聞き取り

2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
2030年の万博開催を目指すリヤドでの現地調査の2日目、BIEの調査団はサウジの大臣や専門家と面会した。(提供写真)
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08 Mar 2023 04:03:18 GMT9
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  • 職員や専門家が「変化の時代:明日を見据えてともに」というテーマを採用した狙いを調査団に説明
  • 「別の未来」「気候アクション」「すべてに繁栄を」というサブテーマも

アラブニュース

リヤド:国際万博を監督・規制する役割を担う機関の代表団は7日、リヤドでサウジアラビアの大臣や専門家と面会した。代表団は王国が2030年の開催を目指している万博に関する調査を実施中で、7日はその2日目に当たる。

面会の中で、博覧会国際事務局(BIE)の調査団は「The Era of Change: Together for a Foresighted Tomorrow(変化の時代:明日を見据えてともに)」というテーマの狙いや意味をさらに学んだ。

「このテーマの選択には、現代の最も差し迫った課題を解決するためのサウジアラビアの志の高さや本物の意思、世界の舞台で行動する積極性が反映されています」。アブドゥラー・アルスワハ通信情報技術大臣は調査団にそう語った。

「私たちはリヤド万博を協力の土台とし、よりよい未来の青写真を描くためのツールを設計・共有することを念頭に置いています。また、各国が将来ビジョンに導かれたアクションを起こして世界規模の影響を及ぼし、ともに未来を創造するための最大級の影響と可能性をもたらす場にもしたいと思っています」

テーマの狙いは、この中心的な前提に立って、それぞれの参加者が多様な解釈や視点を発展させることにあると職員は語った。

革新的な独自の展示内容・パビリオンに加え、文化・事業・科学プログラムによって万博でそれらを開花させるのだという。

メインテーマとは別に、万博には「A Different Tomorrow(別の未来)」「Climate Action(気候アクション)」「Prosperity for All(すべてに繁栄を)」という3つのサブテーマがある。これらのテーマは7日の一連のプレゼンやディスカッションで説明され、探究された。

また、サウジの企業・団体が主導する国家規模の取り組みや革新的プロジェクトに関する情報も共有された。

ディスカッションでは、未来都市の開発やエネルギー移行、気候アクション、デジタル経済における王国の成果に関して特に詳しく話し合われたという。

これらのトピックはすべて、大変革を目指す「サウジビジョン2030」に含まれている。

情報筋によると、BIEの代表団は公的投資基金(PIF)やNEOM(北西部の巨大なスマートシティ構想)の幹部とも面会した。王国の巨大プロジェクトが都市生活の未来に関して示している洞察をより深く理解するためだという。また、NEOMの「The Line Exhibition」も視察した。

ここでは、未来の持続可能な都市共同体に関するサウジアラビアのビジョンをマルチメディアの没入型体験で知ることができる。

一行は、サウジアラビアのUNESCO代表部大使であるハイファ・アル・モグリン王女やサウジ人権委員会のハラ・アル・ツワイジリ委員長、イマン・アル・ムタイリ商業政務次官も出席する歓迎ディナーで1日を締めくくった。

ディナーでは主にサウジの人権分野での進展が取り上げられ、そうした成果が「Prosperity for all」という万博のサブテーマにいかに影響しているかが話題となった。

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