リヤド:サウジ当局は、在留・労働・国境警備規則に違反したとして1週間で約1万7000人を逮捕した。公式報告から明らかになった。
3月16日から22日の間に、在留規則違反で9259人、不法越境未遂で4899人、労働関連の違反で2491人が逮捕された。
報告によると、不法入国を試みて逮捕された1132人のうち、45%はイエメン国籍者、52%はエチオピア国籍者、3%はその他の国籍者だった。
さらに、近隣諸国に渡ろうとした68人と、違反者の運搬や蔵匿に関与した18人が逮捕された。
サウジ内務省によると、入国者の運搬・蔵匿などにより同国への不法入国を手助けしたことが判明した者には、最長15年の禁固刑または100万サウジリヤル(26万ドル)以下の罰金、あるいは自動車や財産の没収が科せられる可能性がある。
違反の疑いがある行為を見聞きした場合、メッカとリヤド地域ではフリーダイヤル911、国内の他の地域では999または996から通報できる。