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サウジ、パビリオン起工式で大阪関西万博へ発進

大阪関西万博でサウジパビリオンを担当するオスマン・アルマズヤッド陳列区域政府代表。(SPA)
大阪関西万博でサウジパビリオンを担当するオスマン・アルマズヤッド陳列区域政府代表。(SPA)
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16 Apr 2023 02:04:14 GMT9
16 Apr 2023 02:04:14 GMT9
  • 万博は2025年4月13日~10月13日に開催
  • 期間中は2800万人以上が大阪を訪れる予想

ジェッダ:サウジアラビアは14日、2025年大阪関西万博の会場で起工式を行い、この港湾都市においてパビリオンの完成に向けて走り出した。

起工式は、王国のパビリオンを担当するオスマン・アルマズヤッド陳列区域政府代表出席の下で行われた。

大阪関西万博は2025年4月13日~10月13日に開催される。期間中は2800万人以上が大阪を訪問すると想定され、テーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」

起工式において、アルマズヤッド氏は「万博で王国の深遠な歴史と多様な文化を世界に示すとともに、イノベーションや創造性も披露することを楽しみにしています。本日の起工式は旅の始まりを告げるものです」と述べた。

王国の展示内容には、万博の枠組み内で「Saving Lives(命を救う)」「Empowering Lives(命に力を与える)」「Connecting Lives(命をつなぐ)」という3つのサブテーマが反映される。

サウジは、自国の遺産や文化、創造性、芸術的・社会的イノベーションを示した2020年ドバイ万博と同様のインパクトを残すことを目標としている。この時は500万人近くの入場者を集め、Exhibitor magazineの「Best Large Pavilion」賞を受賞したほか、内装や展示内容でも複数の賞を獲得した。

当時のパビリオンはさらに、米国グリーンビルディング協議会より「エネルギーと環境デザインにおけるリーダーシップ」のプラチナ認定を受けたほか、「世界最大のインタラクティブ・ライト・フロア」「世界最長のインタラクティブ・ウォーター・カーテン」(32m)「世界最大のインタラクティブ・デジタル・スクリーン・ミラー」という3つのギネス記録を確立した。

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