
リヤド:サウジアラビアの国務相であるトゥルキ・ビン・ムハンマド・ビン・ファハド王子は5日、チャールズ3世国王が今週末の戴冠式を前に主催したレセプションに出席した。サウジ通信が報じた。
サルマン国王の代理として戴冠式に出席するトゥルキ王子は、この王室行事に対する同国王のお祝いの言葉を伝えた。
チャールズ国王はサルマン国王とムハンマド・ビン・サルマン皇太子への感謝を表明した。
レセプションには駐イギリス・サウジ大使であるハーリド・ビン・バンダル王子も出席した。
ハーリド王子はあるコラムの中で、「チャールズ国王は自国をはるかに超える影響力を持つリーダーシップと理解を示してきた」と書いた。「一方で、自身も認めているように、彼の役割は即位と共に必然的に変化するはずだが、世界の国々や人々の間の距離を縮める能力が衰えることはないだろう」
戴冠式は5月6日にウェストミンスター寺院で行われる。チャールズ国王は聖油を塗られ、17世紀に制作された聖エドワード王冠を戴く。
ロンドンの同寺院と周辺道路には、歴史的イベントとその壮麗な式典をこの目で見ようと、また新国王に忠誠を誓おうと、数千人が集まるとみられる。
戴冠式に出席する世界中の要人の中にはアラブ王族の名士たちも含まれる。故エリザベス2世女王の治世の間70年以上にわたってウィンザー家と緊密な関係を持ってきた、新国王からもよく知られている王族たちだ。