
リヤド:サウジ当局は22日、同国に入るトラック2台から発見された数百万ドル相当のカプタゴン錠剤およびハシシを押収した。
その中には、293,402錠のカプタゴンと約77kgのハシシが含まれていた。
当局によると、最初の密輸の試みでは、税関職員が国境に入る車両のタンクから見つかった110,200錠のカプタゴンと76.9kgのハシシを押収することができたという。
2回目の試みでは、税関職員が入国するトラックの各所から発見した183,202錠のカプタゴンを押収した。
International Addiction Review誌掲載の研究によると、摘発された薬物の推定末端価格はおよそ290万から730万ドルで、使用者は1錠あたり10から25ドルを支払うとのこと。
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アンフェタミンは中東で若者や10代の少年に多く使用されおり、すべての薬物の販売によって得られた資金は、組織犯罪やテロに使われるものもあるが、通常は麻薬取引に再び使われている。
ザカート・税・税関庁は、今後も同国内の輸出入を監視する一方で、地域の安全を確保するために警備を厳重に行うとしている。
また当局は、地域社会と地域経済を守るため、違反行為を専用電話番号(1910)、メール(zatca.gov.sa@1910)または国際番号(00966114208417)に報告することで麻薬との戦いに対する協力を呼びかけた。
これらの手段を通じて、当局は密輸事件や違反行為に関するあらゆる手がかりを得ることができる。電話やメールは完全に匿名であり、もし通報が本当に金銭的なものであれば、通報者には賞が贈られる。