
リヤド:サウジアラビアと米国は、スーダンで現在有効になっている短期停戦について、その延長を検討するよう現地で紛争中の当事者らに促している。
「サウジアラビアと米国は、スーダン軍と即応支援部隊(RSF)に対し、5月29日が期限となっている停戦の延長に関して、合意に達するための協議の継続を求めています」と、サウジアラビア外務省は28日の早朝に発表した声明で述べた。
同声明は、延長すれば、不完全ながらもスーダンの人々への人道支援が可能になると述べた。
現在の停戦を仲介したサウジアラビアと米国は、5月29日までに延長合意に達しない場合でも、引き続き義務を遵守するよう両軍に促した。両軍は、人道支援とアクセスの保護を目的とした「Declaration of Commitment to Protect the Civilians of Sudan(スーダンの一般市民を保護するための誓約の宣言)」にジェッダで署名した。
4月に軍が準軍事組織のRSFと対峙して紛争が始まって以来、激しい市街戦によって数百人が死亡した。そして数千人が負傷しているか、安全のために逃亡している。