
リヤド:サウジアラビア外務省は6月4日に声明を発表し、サウジアラビアと米国はスーダン国軍と即応支援部隊(RSF)の代表団の間での正式な協議の再開を強く望んでいると述べた。
声明の中で、「サウジアラビアと米国は、スーダン国民に対するコミットメントを堅持し、紛争の両当事者に対して新たな停戦に合意し、実際に履行することを求める」と訴えた。
#Statement | The Kingdom of Saudi Arabia and the United States of America are keen to continue talks with the Sudanese negotiating delegations. pic.twitter.com/JNWnKNznwT
— Foreign Ministry 🇸🇦 (@KSAmofaEN) June 4, 2023
サウジアラビア外務省は、スーダン紛争の当事者双方の代表団が今もジェッダに滞在しており、毎日のように交渉を続けていると述べた。
声明によると、「話し合いでは、人道支援を促進することと、ジェッダ会談が再開される前に当事者が取るべき短期的な措置について合意に達することに焦点が当てられている」という。
さらに、「調停委員は正式な協議を再開し、スーダン民間人を保護するために5月11日のジェッダ宣言に基づく義務を履行しなければならないことを両当事者に思い出させる用意がある」という。
スーダン紛争の両当事者はジェッダでの協議を経て、2023年5月20日に停戦合意に調印していた。しかしその後数日間、複数地域で激しい戦闘が発生し、スーダンの首都では銃声が響き渡った。2度目の停戦合意は6月3日に期限切れとなった。