
リヤド:サウジアラビア王国外務大臣ファイサル・ビン・ファルハーン王子は、1日、デンマーク外相との電話会談で、神聖なコーランを侮辱するあらゆる試みに対する、サウジの全面的な拒絶を繰り返した。
ファイサル王子はまた、世界中のイスラム教徒の感情を傷つけるこのような過激な行為を止めるために早急な対策を講じるよう、要請を繰り返した。
ファイサル王子はまた、過激派は表現の自由を悪用して煽っており、イスラム教を批判するだけでなく、イスラム社会を挑発していると述べた。ファイサル王子は、この問題は国際的にデンマークの利益にならない可能性があり、このような行為から利益を得るのは過激派だけだと付け加えた。
デンマークのラース・ロッケ・ラスムセン外相は、コーラン焼却事件を非難し、このような挑発的行為に遺憾の意を表明した。ラスムセン外相はまた、デンマーク政府が以前にこれらの事件に対する拒絶を表明していたことも強調した。
デンマーク政府は31日、「特に安全保障に関してデンマークに重大な悪影響」をもたらすとみなされる場合、当局がコーランを冒涜する抗議活動に介入できる「法的手段」を模索すると述べた。
ラスムセン外相は、31日、記者団に対し、「私たちがデンマーク国内外に、この問題に取り組んでいることを示すことが、私たちが直面している問題の沈静化に役立つことを期待しています」と語った。
「そうするよう圧力をかけられていると感じているからではなく、それが私たち全員のためになるというのが私たちの政治的な分析です」とラスムセン外相は語った。 「私たちは、この問題が爆発するのを座して待っているべきではありません」。
しかし、31日にデンマークでコーランの焼却が行われた。